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イタチ駆除はできないのでペットの応急処置を学ぶ
前述したように、イタチは許可を得なければ駆除できません。ここでは、鳥獣法のお話やイタチに襲われた際の対応についてお話していきます。
鳥獣保護法について
鳥獣保護法について簡単に説明しましょう。鳥獣保護法とは、過剰な殺処分によって発生する生態系の乱れを防ぐためにある法律です。鳥獣保護法があることにより、野山に棲息している野生動物の無益な殺生を防ぐことができ、自然環境の保護が行われているのです。しかし、鳥獣保護法は家に住み着いた害獣にも適用されるので、こちらが一方的な被害を被っても許可がおりるまで手出しができないのです。そのため、追い出し方について熟知している業者に依頼したほうが早期に対処できるので被害を抑えることができるのです。
イタチに襲われた時の対処法
その場から離れて落ち着かせます
もし、ペットが襲われて怪我をしていた場合、安全な場所まで移動させ、落ち着かせましょう。ペットによっては興奮して暴れることもあり、暴れまわることでより怪我が悪化する可能性があります。激しい性格をしている場合は口輪やエリザベスカラーをつけるのも有効です。おとなしくなったら、改めてペットの状態を把握しましょう。
ペットの状態を把握する
まず、どこが怪我しているのか確認しましょう。場合によってはあちこちに血が付着している可能性もありますが、傷口は一箇所だけだったということもあるので落ち着いて確認しましょう。他にも、落ち着いた時の呼吸に乱れはないか、元気がなくなっていないか、傷はどの程度の深さなのかといったことをチェックしていきます。また、血が止まっているかどうかのチェックも重要です。
医師に診せる前に毛を刈る
医者に見せる前に、傷口付近の毛を刈り、状態をチェックしましょう。傷の具合によっては消毒液などで応急処置をする必要があります。また、消毒薬を使用する場合は色がついているタイプのものは使わないことを推奨します。傷口付近に色がつくことで傷の様子がわかりにくくなってしまうからです。また、猫はヨード系消毒薬に少し弱いため、それ以外の消毒液を使用しましょう。